院長のご挨拶

当院は、当時流行していた結核の療養のために、篤い祈りと募金活動、支援者の応援によって、1916年(大正5年)に『杉並療養所』として設立されました。

創立当初より、キリストが一人一人を愛されたように、お一人ひとりに仕える全人的(身体的・精神的・社会的・スピリチュアル)ケアの精神を大切にして参りました。

その後、社会情勢の変化に応じて病院の機能を変え、1968年(昭和43年)に『救世軍ブース記念病院』と改名され、2016年に創立100周年を迎えることができました。

高齢化を迎えた昨今、日本の人口構成変化と、周辺地域の様々な医療ニーズを満たすため、2020年春にこれまでの一般病床が地域包括ケア病床に変わりました。この病床機能の変化により、当病院がさらに地域の皆様の希望と期待に応えられるようになりました。

『キリストの愛を原点に地域医療に貢献する』との理念のもと、より良き医療を提供できるよう、職員一同努めてまいりたいと考えております。

長期医療を必要とした療養病棟と、悪性腫瘍に対する緩和ケアを行うホスピス病棟においては、今まで通り入院治療・看護・介護そしてリハビリテーションを行っております。
今後ともよろしくお願いいたします。

救世軍ブース記念病院 病院長 齊藤 博彦

救世軍ブース記念病院 病院長 齊藤 博彦