理念・方針

キリストの愛を原点に地域医療に貢献する

病院方針

病院方針1.キリストの愛の精神を持って病者に奉仕する 2.地域の病者のために医療と介護を行う 3.全人的(身体的・精神的・社会的・スピリチュアル)ケアを行う

患者憲章

救世軍ブース記念病院は、患者さんへの医療の質を確保するために、患者さんが自らの意思と選択のもとに最善の医療を受けることは人としての基本的権利であることを確認し、当院が患者さんの権利の実現に努め、遵守すべきことを患者憲章として次の通り定めます。

  • 患者さんは、国籍・宗教・社会的地位・病気の種類にかかわらず、平等かつ適切で安全な医療・看護を受けることができます。
    患者さん自身の病状や病気に関することは、医師に説明を聞いたり質問することができ、理解するまで話し合って治療を選択することができます。
    患者さんの診療記録の開示を法令に基づいて求めることができます。
    患者さん個人のプライバシーに十分配慮された入院生活を送ることができます。
    患者さんは、医師および医療従事者が知りえたすべての個人情報について、保護を求めることができます。
    患者さんのことを守るために、医師および医療従事者と力を合わせて、医療や看護に参加協力する責任があります。
    医師および医療従事者は、患者さんから要求があっても、法令および自らの良心や価値観に反する医療行為については、それを行なわないことができます。
    患者さんは、宗教的支援を含め全人的(身体的・精神的・社会的・霊的)医療を受けることができます。

臨床倫理指針

当院では、患者尊厳及び人権に配慮し、慢性期医療の進歩と発展に貢献します。
当院では、患者さんの権利を尊重して最善の医療を平等に提供します。

  • Ⅰ.患者さんの人権を守ります。
    説明義務(がん告知、インフォームドコンセント)を徹底します。
    守秘義務(個人情報保護)を徹底します。
    患者さんの立場に立ち良好な信頼関係を築きます。
  • Ⅱ.患者さんの自己決定権を尊重します。
    治療方針の選択においては、医療従事者との相互理解により患者さんの意見表明を尊重します。
    医療参加(患者さんの権利を守り責務を遂行していただく)を推奨します。
  • Ⅲ.診療上、倫理的な問題が生じた場合は、倫理委員会で審議の上、治療方針が決定されます。
    終末期医療(ターミナルケア)、延命治療など生命の尊厳に関する問題
    患者さんの信条と医療行為の妥当性に関する問題