【動画で病棟見学】

院長挨拶

当院の地域包括ケア病棟をご紹介します

当院は大正5年に結核療養所としてスタートし、以降地域に根差した病院として時代の変化に合わせ一般病院へ、その後介護力強化病棟・一般病棟のケアミックス体制へと変化し、現在は地域包括ケア病棟・医療療養病棟・ホスピス(緩和ケア)病棟と3つの病棟を持ち合わせる病院と変化してまいりました。できる限り地域の皆様のニーズにお応えできるよう包括的な医療体制を整備しております。

2020年よりスタートしました地域包括ケア病棟は、住み慣れた地域、ご自宅で生活したい、と願う患者さん、ご家族の希望に寄り添うため、リハビリや在宅復帰のための支援体制を充実させた病棟です。患者さんの治療だけでなく、ご家族のケアを含めた包括的な福祉医療を提供し、患者さんが安心して住み慣れた地域で療養生活を継続できるようお手伝いできればと願っております。

当院の特徴である、療養病棟・ホスピス(緩和ケア)病棟や、介護保健施設、介護福祉施設や居宅介護支援事業所とも連携し、トータルケアを提供して参ります。

病院長 齊藤 博彦

病棟科長挨拶

当病棟での看護ケアについて

地域包括ケア病棟とは急性期病院で治療が終了し、症状が安定した患者さんに対して、治療・看護・リハビリ等を行い、安心してご自宅へ退院していただけるよう支援する病棟です。また、ご自宅や介護施設等で療養中の患者さんの状態変化にも対応し、同様に在宅・施設復帰のために医療や介護を提供しています。

患者さん、ご家族の心身が回復するよう、医師や看護師、専従のリハビリテーションスタッフ等によりチームで在宅や施設復帰に向けて治療・支援を行っていきます。また退院支援看護師・ソーシャルワーカーが患者さんの退院支援、退院後のケアについてサポートする体制を整えています。

入院期間は60日ですが、様々なご事情からリハビリや環境整備を行っても、在宅介護に移行することが難しい患者さんもいらっしゃいます。その際は施設への入所の検討や、当院の療養病棟へ転棟のうえ療養継続していただくこともできますので、今後の療養についての想いやご心配などをぜひスタッフへお聞かせください。また、ご自宅で療養中の患者さんにも、よりよい在宅生活を継続していただけるよう、リハビリやご家族の休息(レスパイト)目的での入院も承ります。療養生活に不安のある方はぜひ小さなことでもご相談ください。

地域包括ケア病棟 看護科長

ご相談の流れ