延命を目指す治療は行いませんが、患者さんとご家族の日々のQOL(生活の質)の向上・維持のために、ケアを行います。
患者さんの苦痛は、痛み・嘔気・だるさなどの身体的苦痛にとどまらず、不安やうつ、ご家族の問題や経済的問題、生きる意味への問いや恐怖感などが絡まって存在しますので、多職種のチームによる全人的ケアを重視しています。鎮痛薬の使用をはじめ、苦痛症状の緩和ケアは積極的に行います。
そのために、患者さんとご家族の想いと意思を、時間をかけてお聴きします。
そして、残された貴重な日々、ご希望される生活を送ることができるように、最善を尽くします。
ホスピス(緩和ケア)は最期の生活の場とは限りません。苦痛な症状を集中的に緩和して自宅へ戻る短期間の症状コントロール入院、また、介護者の休養を目的に患者さんに短期間ご入院いただくレスパイト入院も行っています。地域の医療機関と連携し、患者さんとご家族にその時に一番良い生活の場を提供できるように努めます。
医療保険が適用され、定額制になっています。
医療費の自己負担金については、高額療養制度の対象となります。
詳しくは医療連携室(医療福祉相談室)までお問い合わせください。
差額ベッド代 | 全室個室 特室2室 18,000円(税別) 普通18室 無料~12,000円(税別) |
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家族室 | 和室・洋室 各1室 1泊3,000円(税別) |