認知症看護認定看護師
楠元 陽子
患者さんの視点からケアを考えるように心がけています。
2012年に認知症看護認定看護師の資格を取得しました。院内の勉強会開催や看護研究を通して、スタッフと共に認知症ケアに取り組んできました。
認知症患者さんは、少しずつ薄れていく記憶の中にあっても、最期まで自分自身であり続けたいと願っていると思います。ですから、私は患者さんの視点からケアを考えるように心がけています。今後は、ご家族や他職種と連携し、長期入院の患者さんがよりその人らしく、安全・安心で充実した毎日を過ごせるような環境を作っていきたいと考えています。
認知症ケア専門士
浅田 幹子
その人の歴史から今を探り認知症の方々の周辺症状の緩和を目指したいです。
病棟勤務の介護福祉士です。2010年に認知症ケア専門士の認定を受けました。認知症看護認定看護師のチームに参加して、介護職員への勉強会を開催しています。
病棟独自の個別ケアシートの内容を充実させて、その人の歴史から今を探り、認知症の方々の周辺症状の緩和を目指したいです。
感染管理特定認定看護師
小西 直子
当院に関わるすべての方を感染から守り安心・安全な療養環境を提供するために、職員一人一人の基本的な感染対策の実践力アップ、関係者へ感染対策の周知等により感染予防および感染拡大を防止できるよう取り組んでいます。
現在、看護部長との兼務で感染管理業務を実施しています。2020年からはCOVID-19の流行によるクラスター対応、感染対策の強化に追われる日々ですが、感染対策の重要性を肌で感じた病院職員や関係者への教育・指導のチャンスととらえています。院内では、感染制御チームや感染リンクナース会のメンバーと力を合わせて、手指衛生や個人防護具の着脱手技、環境整備など、日々の感染対策の遵守状況を把握し、職員一人一人のスキルアップに力を入れています。職員全員が標準予防策の実践があたり前にできるよう、これからも尽力していきたいと思っています。
認知症看護認定看護師
小池 牧子
認知症患者だけでなく援助する側の人へのケアもできるようになりたいと考えています。
病棟科長として働いていましたが、年々増えていく認知症の患者・家族への看護について学びたいと思い、認知症看護認定看護師になりました。病棟では、患者の適切なアセスメント、患者・家族の不安の軽減、安全で安心な療養環境を整えていくことを心がけています。また認定看護師として現在、認知症ケア勉強会の開催や認知症患者への実際のケア実践に取り組んでいるところです。今後は、現場の声を聞きつつ活動の場を広げ、認知症患者だけでなく、援助する側の人へのケアもできるようになりたいと考えています。