救世軍ブース記念病院は、医師や看護師、介護士と共に、リハビリ職員、チャプレン、音楽療法士、ボランティアさんが患者さんとご家族のために活動し、全人的(身体的・精神的・社会的・スピリチュアル)なケアを行っています。
当院のホスピス(緩和ケア)の特徴
(1)患者さんとご家族の便宜を考え、地域の方達を大切にします。
(2)急性期一般病院での治療継続が困難と判断された高齢の患者さんに対して、
療養病棟も含めた病院全体での受け入れ考慮します。
(3)症状が安定した患者さんに対しては、地域の医療チームと連携を取りながら
在宅医療の実現に心を配ります。
チャプレンとは、病院付きの牧師です。当院の職員であり、各病棟のケアチームの一員です。主に、患者さんやご家族の方々のスピリチュアルな悩みや心のケア、魂のケアを担当いたします。
※宗教的強制は一切しておりません
高齢者や担がん患者さんを中心とした地域医療に貢献することを目的に、地域の医療機関との緊密な連携を担うべく、ソーシャルワーカーによる医療連携室を開設しています。委託検査の依頼受付、継続医療の必要な患者さんの療養目的の入院やホスピス(緩和ケア)病棟での緩和ケアを目的とした入院の相談の対応に当たります。
当院では、院内だけでなく地域で生活されている方々への配食サービスを実施しています。療養生活をされている方やお一人で暮らしているお年寄りの方など、誰でも受けられるサービスとして、対象者の体調に合わせた栄養バランスのよい食事を届ける事で在宅での健康管理をお手伝をしています。
音楽療法士による音楽療法を実施しています。音楽の持つ生理的・心理的・社会的働きを用いて、心身の障害の回復、機能の維持改善、QOL(生活の質)の向上、スピリチュアルケアを目指します。