当院では看護師のキャリア開発支援を積極的に行っています。一人ひとりの意思を尊重し目標に向かって着実に前進できる教育的な環境を第-に考えています。
当院では看護師のキャリア開発支援を積極的に行っています。一人ひとりの意思を尊重し目標に向かって着実に前進できる教育的な環境を第-に考えています。そのため実践能力の開発を進めるためのラダーシステムをつくりました。年度ごとの自分の目標を設定して具体的な努力をしてゆくための道具として十分に活用してください。
看護部教育委員会の全体向け研修会、看護研究の促進、キャリアごとのリーダーシップ研修会やナラティブ研修会、管理研修会などの他、各委員会 (医療安全、感染防止、褥瘡、記録、NST、ケアワーカー会議など)の主催する研修会が通年計画的に開催されています。認定看護師による研修会も継続的に行われています。
都心の地の利を生かし、研修会への参加について費用の一部を負担するなどし推奨しています。その道の著名な講師に会えます。各学会への参加も発表を含め支援しています。大学や様々な資格の学習をしている方もいます。勤務上の配慮なども可能な限り対応しています。
当院の臨床ニーズとして求められる認定看護師の育成に関して 研修費用の支援もしています。
介護職者の新入職者教育・指導体制
- 当院では、新入職した介護職者が、より早く職場に適応し、介護職員としての自覚と責任をもって働けるよう支援をします。
- 職場全体で支援していきますが、一定期間、先輩職員(プリセプター)が中心となり、実践的な実務指導とメンタルケアを行います。
1. 新入職員チェックリストによる知識・技術取得状況の確認と指導
時期 |
内容 |
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入職後1週間以内 | チェックリスト配布 ①食事介助 ②排泄介助 ③入浴介助 ④環境整備 ⑤移動介助 ⑥体位変換 ⑦整容 ⑧接遇 ⑨準備・確認等 ⑩職業倫理 |
入職一か月後 | 1回目評価・指導 |
個々の状況を踏まえて 評価日設定 |
2回目評価・指導 |
評価期間終了後 | プリセプター、介護主任・副主任が中心にバックアップ |
2. e-ラーニングにより、いつでも・どこでも学習が可能
介護職として働いていく上で、常に必要な知識・技術を習得し、アップデートしていくことが重要と考えています。
そのため、e-ラーニング(200コンテンツ以上)を導入し、学びたいときに学べる環境(自分のスマホでの視聴可能)を提供しています。
介護教育委員会では、現状の実務に必要と思う研修をピックアップし、視聴後にチームで共有し業務改善に活用できるようにしています。
例)2023年度
- 4月:
- ACP(アドバンス・ケア・プランニング)
- 6月-7月:
- 拘縮ケア、ポジショニング
- 10月:
- 認知症
- 12月:
- 接遇
- 2月:
- アサーティブコミュニケーション
3. 患者の安全・職員の安全を守るための研修受講
医療度の高い患者ケアにおいては、安全に患者ケアを実施でき、いざという時に対応できるようにすることが重要です。
全職員を対象に、以下の研修を定期的に実施しています。
- 医療安全関連(年2回)
- 感染対策関連(年2回)
- 腰痛予防(年1回)
- 火災や震災に備えた防災訓練(年2回以上)
- 救命救急処置(年1回)
- 医療ガス管理(年1回)
- 個人情報保護(年1回)