認定看護師・専門士

認定看護師・専門士

認知症看護認定看護師
小池 牧子

認知症患者だけでなく援助する側の人へのケアもできるようになりたいと考えています。

病棟科長として働いていましたが、年々増えていく認知症の患者・家族への看護について学びたいと思い、認知症看護認定看護師になりました。病棟では、患者の適切なアセスメント、患者・家族の不安の軽減、安全で安心な療養環境を整えていくことを心がけています。また認定看護師として現在、認知症ケア勉強会の開催や認知症患者への実際のケア実践に取り組んでいるところです。今後は、現場の声を聞きつつ活動の場を広げ、認知症患者だけでなく、援助する側の人へのケアもできるようになりたいと考えています。

認知症看護認定看護師
楠元 陽子

患者さんの視点からケアを考えるように心がけています。

2012年に認知症看護認定看護師の資格を取得しました。院内の勉強会開催や看護研究を通して、スタッフと共に認知症ケアに取り組んできました。
認知症患者さんは、少しずつ薄れていく記憶の中にあっても、最期まで自分自身であり続けたいと願っていると思います。ですから、私は患者さんの視点からケアを考えるように心がけています。今後は、ご家族や他職種と連携し、長期入院の患者さんがよりその人らしく、安全・安心で充実した毎日を過ごせるような環境を作っていきたいと考えています。

緩和ケア認定看護師
坂巻 麻紀

患者・家族そしてスタッフのみんなで話合い、その人らしく活きる時間を大切に過ごせるよう尽力していきたいです。

2003年に入職し、2007年に緩和ケア認定看護師の認定を受けました。一度当院を離れ、急性期病院での緩和ケア普及・実践を行い2016年当院へ戻ってきました。
急性期病院では、患者・家族の苦悩、そして医療スタッフの苦悩を感じ、支援してきました。急性期病院を経験することで、当院、特に緩和ケア病棟での時間の流れ、ケアの充実度を再確認することができました。 今後は看護の楽しさを感じながら、患者・家族そしてスタッフとみんなで話合い、その人らしく生きる時間を大切に過ごせるよう尽力していきたいと思います。

がん性疼痛看護認定看護師
杉本 絵梨子

がん性疼痛を抱える患者さんとそのご家族を支えていきたいです。

がんによる痛みは、診断時には3割、終末期には7割の方が経験される症状です。また身体的な痛みだけではなく、病気や治療、日常生活や仕事の不安や心配など、精神的にも様々な苦痛を抱えている患者さん、ご家族が多くおられます。患者さんと共に苦痛に向き合い、その苦痛の緩和のお手伝いが出来る様な看護を目指していきます。
そして、疼痛緩和の知識を高め、質の高い看護ケアが提供できるよう、がん性疼痛に関する勉強会を定期的に主催しています。院外の地域の看護師も参加していただいており、地域全体でがん性疼痛を抱える患者さんとそのご家族を支えていきたいと考えています。

認知症ケア専門士
浅田 幹子

その人の歴史から今を探り認知症の方々の周辺症状の緩和を目指したいです。

病棟勤務の介護福祉士です。2010年に認知症ケア専門士の認定を受けました。認知症看護認定看護師のチームに参加して、介護職員への勉強会を開催しています。
病棟独自の個別ケアシートの内容を充実させて、その人の歴史から今を探り、認知症の方々の周辺症状の緩和を目指したいです。